多摩市(多摩センター) TAMA CENTER - TAMA CITY

多摩センター駅前、パルテノン大通りの様子の画像

1.PJの概要と目的

多摩市では、数十年後も賑わい続けるまちづくりを目指し、多摩センターを中心にまちのスマート化に取り組みます。
数十年後も持続的に活用される多摩センターの構想を中心に、住民の意見を幅広く収集し、まちとしてのありたい姿・将来ビジョンを策定します。
策定したビジョンを基に様々な取組を推進して、より豊かに生活する事の出来るまちづくりを実現してまいります。

小型電動モビリティ

親子連れが小型電動モビリティに試乗している様子の画像 電気自動車タクシーに試乗している様子の画像

暮らしやすい街を維持するため、「電動自転車タクシー」「キックボード」「スローモビリティ」などの小型モビリティの実証実験をします。

2.これまでの取組

住民や企業からの意見収集を行い、まちづかい社会実験を実施しました。

市民と企業のまちの満足度調査

多摩センターパルテノン大通りを収めた風景写真

多摩センターパルテノン大通りのマルシェで、住民と来街者に多摩センターに対する満足度アンケートを実施しました。多摩センターエリアの企業にヒアリングを行い、多摩センターに対するニーズを聞きました。

まちづかい社会実験

老若男女6名が座ってまちづくり社会実験に取り組んでいる様子

満足度調査を基にまちづかい社会実験を実施し、まちづかいの声を集めました。そして、まちの声から生まれた、将来のまちのシーン(パース)を描きました。

3.事業成果

PJの地域課題と取組概要

多摩センター駅からサンリオピューロランドへの利用者が多く、パルテノン多摩への回遊が少ないことを示した画像

多摩センターの来街者の多くはテーマパークを利用する一方で、周辺施設等への回遊が不十分でした。そこで、リビングラボ(多摩ラボ)を拠点に地域の住民・事業者が主体の様々な実証実験(リーディングプロジェクト)を検討・企画し、パルテノン大通りや周辺施設で実証しました。地域の魅力向上や回遊性向上に向けた「まちづかい」の在り方を多角的に検証することができました。

PJによる成果

3.1 多摩ラボの開設

まちをつかう人が想う「まちづかいの声」みんなのやりたいができる街をキャッチコピーとして、多摩ラボを開設し、住民の意見を体系的に整理したイラスト

幅広い属性の住民意見を収集できるよう、リビングラボ(多摩ラボ)にて様々なイベントを実施し、多種多様な住民意見をまちづかいの観点から体系的に整理しました。

3.2 リーディングプロジェクトでの実証

3.2 リーディングプロジェクトでの実証 3.2 リーディングプロジェクトでの実証 3.2 リーディングプロジェクトでの実証 3.2 リーディングプロジェクトでの実証 ポスター:まちづかい社会実験 多摩センター プロジェクションマッピング 2025年2月6 日(木)~2月16 日(日)プロジェクションマッピング上映時間約6 分

住民の「やりたい」という意見から地域を実証フィールドとした小規模な実証実験(リーディングプロジェクト)を多数実施しました。

4.今後の展開

団体・個人、規模小、規模大で表現したまちづかいの活動階層 大規模(目安数千人)パルテノン大通りを中心に、従来からイベントが活発 スプリングフェスタ、こどもまつり、なつまつり、イルミネーション、パークライフショー、TAMATAMA FESTIVAL 中規模(目安 数百人〜)マルシェ・団体イベント 定期的なイベントや団体による利用も増加。活動主体者の出現 パルテノン大通りマルシェ、多摩大聖ヶ丘まちなかプレゼン期末テスト他 小規模(数十人〜)団体活動・出店 小さな団体での利用は少ない。実施までのハードルの高さ※社会実験による実証実験による検証、やりたい想いある主体者が使える状態へ 個人(数人〜)個人利用 日常の移動通貨交通、座るなどの利用がほとんど ゲリラ的なストリートパフォーマンス等もみられる まちづかいのHUBとしてTAMAセントラルパーク JV(公園運営、連携協議会事務局)クリキャン企画室 クリエイディブキャンパス企画室が「まちづかい」をしたい市民や事業者と、相談、対話・紹介等を実施したり、関係機関(保健所等)との各種調整、多摩市・地元組織(地区協議会等)との調整を実施している図解
  • これまでのまちづかいの取組を「多摩センターまちづかい手引書」にとりまとめ、地域の指定管理者等が参考にできるような詳細な手引書に整理する予定です。また、まちづかいのHUBとして「クリキャン企画室」の設置しています。
  • 今後も様々な地域の主体者が多摩センターを活用し、「まちづかい」を「まちづくり」に反映する取組を継続します。
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