港区 (赤坂) AKASAKA - MINATO CITY

1.PJの概要と目的

港区の赤坂地域の既成市街地(ブラウンフィールド)において、民間企業や関係団体と連携し、最新技術およびリアルタイムデータを活用したエリアプラットフォームの構築を目指します。地域や分野を超えた横断的なサービスの実現に向けて、3Dデータを用いたまち情報の見える化、まち管理のDX化、可動式サービスの提供等に取り組みます。これらの取組みを通じ、地域に根付き地域に寄り添い、平常時も災害時も有効に活用できるフェーズフリーなサービス基盤の構築を図り、楽しく安心なまちづくりにつなげてまいります。

データ連携基盤によるまちの見える化

鹿島グループの提供する災害対策システムとのAPI連携等により、防災関連情報を見える化します。また、まちのオープンデータを集約した連携基盤により、誰もが情報にアクセスしやすいまちづくりに寄与します。

公園管理のDX化

耐候性の強いNFCタグを利用し、器具・設備の管理DXサービスを試行し、実用性、利便性、業務改善に資するかを検証します。また、NFCタグを用いたイベントを企画・実証し、公園の利用促進に資するかを検証します。

可搬式モジュールバッテリーの活用

屋外イベントや各種サービスの電源として活用できる、可搬式モジュールバッテリーを開発します。災害時には非常用バッテリーとしても機能するため、フェーズフリーなまちづくりに寄与します。

2.これまでの取組

地元キーマンへのヒアリングや各種イベント実証を通じた地域課題の確認と、その地域課題解決に向けたソリューション実証効果の検証を行いました。

防災訓練への参加

2022年11月6日、青山中学校にて開かれた防災訓練イベントに参加し、活動のPRとアンケート調査を実施しました。イベントは盛況で、多くの回答が得られた他、参加された地域の方々へ活動を周知することができました。

公園イベントでの実証

2022年12月1日〜4日、高橋是清翁記念公園ライトアップイベントにて、可搬式モジュールバッテリーの実証を実施ました。気温や湿度の計測、サイネージや人流カメラとの連携など、多角的な実証により詳細データを収集しました。

地元とのネットワーク構築

住民、就業者、経営者などを訪問し、ヒアリングを実施しました。地域の課題や要望等、様々な立場におけるご意見を収集することができました。

3.今後の予定

今後も公園や空地での実証を定期的に行い、各事業のブラッシュアップを行ってまいります。
同時に、アンケート調査や地域の方々へのヒアリングを継続し、ニーズの把握に努めてまいります。

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